個展のお知らせ-林真衣展-2024

暑中お見舞い申し上げます。毎日本当に暑い日が続いていますね。

水分をこまめにとって熱中症などに気をつけてくださいね。🍧✨

それでは個展のご案内です。大阪のOギャラリーeyesでの個展のご案内です。

こちらの会場では今回で10回目、2年ぶりの大阪個展になります。いつもありがとうございます。

林真衣展

2024年 7月15日(月)〜 7月20日(土)

11:00~19:00 

土曜日は11:00~17:00 入場無料

展示に向けてコメントを書かせていただきました。作品と合わせてお読みいただけると幸いです。

DMの作品のタイトルは「となりの銀河」です。

大小あわせた油絵の新作を展示します。

作家コメント Mai Hayashi

私は日常の中の何気ない風景を拾い集めて描いています。

近年は街なかで見つけた、すりガラスに映り込む風景や交差する時間、光や影をモチーフにしています。15年前、私は時刻表を見る必要のない大阪の街から、1時間に1本しか電車が来ない田舎に引っ越しました。夜は静かで、緑が多く空気もいい場所です。ずいぶん田舎暮らしにも慣れたと思っていますが、どうしても慣れないことがあります。それは、蜂との家の取り合い合戦です。彼らは春になると、雨風がしのげる人間に見つかりにくい場所に、大きな巣を作ります。知らずに巣に近づいてしまうとブンブン威嚇されるので、放置はできません。意思の疎通を取ることのできないもどかしさもありつつ、共存もできないので駆除させてもらいます。

私の住んでいる地域は過疎化で困っているエリアと、子供が増えすぎて困っている、山を切り開き作ったニュータウンが隣あわせにあります。新築と空き家が増え続ける、コントラストが少し強めの場所です。この辺りだけの問題かと思っていましたが、全国には900万戸の空き家があり、過去最多になったと新聞の記事で読み、とても驚きました。

管理された空き家もありますが、放置された空き家は独特の気配を放ちワイルドな姿で佇んでいます。どこからか侵入した種子は芽を出し、ツルを伸ばして太陽の光を浴びようと窓辺で絡まっています。昔懐かしい型板ガラスは、住人にとって日常を彩る装飾であり、テリトリーを守る装置でもあります。主人がいない場所でもキラキラと輝き、生と死が混在するその姿に、私はなぜか惹かれました。

私の作品は画面の中で絵の具を重ねたり、削ったり、プラスとマイナスを繰り返し描いています。絵の具を泡立てた層は光の粒や、まだ名前のない生き物の気配のようにも感じ、それらと対話するように筆を重ねていきます。偶然と必然が入り混じり、全てコントロールすることはできませんが、立ち現れた空間には妙なリアリティを感じています。

自然や地球は誰の持ち物でもなく、コントロールできるはずもない存在すが、今も誰かが何かを取り合っています。取り合うことは、生き物の性なのでしょうか。日々の矛盾やねじれを前に、また答えの出ない迷宮に迷い込んでしまいます。だから私は今日も、静かな気配と声に耳を澄まして絵を描くのかもしれません。

<会場>

Oギャラリーeyes(オーギャラリーアイズ)

http://www2.osk.3web.ne.jp/~oeyes/

〒530−0047大阪市北区西天満4-10-18石之ビル3F

  • 地下鉄御堂筋線/京阪本線「淀屋橋駅」より徒歩10分(1号出口上る)
  • 京阪中之島線「大江橋駅」改札口より徒歩8分(5番出口上る)
  • JR東西線「北新地駅」東改札口より徒歩8分(地上出口11-43上る)

お気をつけてお越しください。ご観覧よろしくお願いいたします。

Mai Hayashi

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