2016年の作品
前年に引き続き、カーテン越しの風景をモチーフにした作品です。
太陽が沈んでいく時間から、登ってくる時間にかけての光景を描いています。絵の具を幾重にも重ねたり、時には筆や布でぬぐったりしながら、存在を確かめるように描いています。
2015年の作品
前年に引き続き、カーテン越しの風景をモチーフにした作品です。
「守る」「守られる」「戦う」とは、どういうことかを考えながら、描いています。
戦後70年を迎えた日本に、生きている私の意志表示でもあります。
2014年の作品
前年に引き続き、カーテン越しの風景をモチーフにした作品です。
オイルと絵の具をハンドミキサーで泡立ててキャンバスにかけ流し、その痕跡をテクスチャーとして、実験的に取り入れ始めました。自然の摂理を感じながら、祖父母の遺品を描いています。
2013年の作品
前年に引き続き、カーテン越しの風景をモチーフにした作品です。
レースのカーテンは、室内と屋外の明るさによって様々な表情を見せます。景色と溶け合うように揺れ動き出す様子に、ひとつの共生のかたちを見出して、描いています。
2012年の作品
前年に引き続き、カーテン越しの風景をモチーフにした作品です。
筆を叩きつけたり、ナイフで絵の具を削ったりした画面に、絵の具を重ねています。イメージの現れ方を模索しながら、描いているシリーズです。
2011年の作品
木津川アート2011に出品した作品です。
自宅の窓からカーテン越し見える、木津川市の風景を写真に撮り、描きました。紫外線をカットするミラーカーテンですが、私には「世界を写し出す鏡」のように感じ、描いているシリーズです。
2010年の作品
木津川アート2010に出品した作品です。
木津川市の公園の水たまりをモチーフにしています。どこにでもあって、どこでもない場所。森林伐採で、変わり始めた木津川市の風景と、水たまりの世界を重ねて描いています。
2008年の作品
水たまりをモチーフにした作品です。
空・コンクリート・家・落ち葉・木々 etc…
別々の世界のモノが一つの光景として立ち現れる光景。それらを写真に撮り、そこに現れた虚実のかけら達を再構築して、描いているシリーズです。
2007年の作品
テレビ画面・クリスタル・水たまりを並行して描いていた頃の作品です。
人が、「ものをどのように見て、選びとるのか」に興味を持ち、沢山のイメージを内包するモチーフに焦点をあてて描いています。
2006年の作品
前年に引き続き、テレビ画面をモチーフに描いた作品です。
膨大な情報が流れては消えていく。それは、まるで人間の欲望の塊のような空間です。「本物らしさ」「情報とは何か」を問いかけるように、描いています。
2005年の作品
テレビがまだアナログ放送だった頃の作品です。
室内アンテナで画面のノイズを調節してテレビを見ている時に、人物や風景の現れかたが気になり始めました。テレビモニターを写真に撮り、それらを見ながら、絵の具を幾重にも重ねて描いているシリーズです。