Drawing 2005-2006
Drawing 2005-2006
私は、キャンバスに油絵の具で描く前のエスキース(下書き)やイメージを膨らます時に、ドローイングをします。
こちらは2005年〜2006年頃のテレビ画面をモチーフにしたドローイングです。
テレビがまだアナログ放送だった頃、自宅に室内アンテナしかなく、いつもチャンネルを回して画像を合わせていました。
(両親がアンテナ工事を頼むことが、ただ面倒だったがために子供の頃から強いられていました。
電話一本すればいいだけなのに。(笑)しかし面倒に思ってくれたからこそ、生まれた絵とも言えます。)
毎日ノイズを調節してテレビを見ているうちに、人物や風景の現れかたが気になりはじめ、写真を撮ります。
そして、その写真を見ながらイメージを再構築するように描いています。
特に気になった番組はお昼の番組「笑っていい○とも!」でした。
大好きな番組なのですが、同じ時間に同じようなフレーズを叫びながら、みんなが笑っている光景が異様でたまりませんでした。
鉛筆や水彩(透明水彩・ガッシュ)クレヨンなどを使って描いています。
水彩画用紙を先に筆で濡らし、その上から絵の具をつけてた筆で描くと、じわじわと滲んだ表現ができます。
学生の頃は、すぐにでもキャンバスに描きたくて描きたくて。。。
ドローイングを描くのが億劫でしたが、今ではドローイングので得た経験の重要性を感じています。
これから少しづつ過去作品を振り返りながら、ドローイングを載せていきたいと思います。
ご訪問ありがとうございます。
林真衣
ドローイング(drawing)とは
製図。ドロー。 単色の線で簡単な図をかくこと。デッサン。と言った意味があります。
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